絵本が好きです。
子どもが産まれてからどんどん増える一方ですが、本棚には20年以上前に出版されて、読み継がれてきたような素朴な絵本が占めています。
私が好きなそんな絵本は、普通の本屋さんでは取り扱っていないことも多く、古本屋さんで見つけてくることがほとんどですが、絵本専門店にも足を運んだり。
夫は、図書館で借りてきて良かったと思った絵本の題名などを書き留めておく「絵本ノート」なるものを作っていて、絵本専門店に行ったときなどそのノートをめくりながら探しています。
私より、熱心です。
色々好きな本はありますが、ゴブスタインの絵本は特別です。
何か、人生で自分が大切だと思うことに自分の能力をそそぎ込む尊さ、みたいなことを簡潔に表しているのです。
「どこかの誰かが、きっと気に入ってくれると信じて、一生懸命作ったのです」
(ゴールディーのお人形)
「画家は一生をおくる ただ心を動かされるだけでなく、神のように 働きたいと願いながら」
「つつましく、強く、だが限られた日々、あたえられたいのちを 彼は使いはたす」
(画家)
ゴブスタインの絵本を読むと、真摯に生きること、を強く感じずにはいられません。
私のバイブルのような本になっています。
左から「生きとし生けるもの」「画家」「作家」
「ゴールディーのお人形」