手をかけた居心地のいい家

私のこのHPを作ってくれた中山夫妻は、2人のお子さんと4人で、もとは中山さん(だんな様)のおばあさまの住んでいらした家の2階をリフォームして住まわれていて、1階はお母さまのスペースとなっています。

この家に引っ越すときにたくさんのモノを処分しました、と聞いていましたが、決して広くはないスペースに居心地のいい空間を作っています。

 

適度な生活感がありながら、他人の私でも気持ちがほぐれるような家。。。

 

どうしてそう感じるのかなと思いめぐらしながら見てみると、まずは木など自然素材のものが多い、ということ。そして、収納がそれぞれの場所にあって、きちんとそこにモノが収まっていること。何より、収納スペースはほとんど中山さんが手作りしたということでぴたりと収まっているのも、すっきりとした印象があるのかも。

 

縄で編んだ北欧の椅子のようなスツールも中山さんが、子どもの椅子兼机にもなる家具も中山さんが作ったそうで、なるほど、だから全体的な統一感があるのかもしれないなあと思いました。

 

そこここにアクセントのようにある白樺のかご類は、奥さまの四葉ちゃんの手作り。。。

そしていつも四葉ちゃんは、スパイスを煮出したチャイや、はちみつに漬けていた生姜でジンジャードリンクを作ってくれたり、焼き菓子を出してくれたりと、キッチンからおいしいものを日々うみだしていることがよく分かります。

おいしい飲み物を手にくつろいでいると、まるでどこかの山小屋にいるような気さえしてきます。

 

自分達で使うものを自分の手で作ること。大切に使うこと。

言葉には出来ない大切なことをこの家は教えてくれるようです。

      茶色の土鍋に陶器のやかん、竹のざる。青いスツール立てに琺瑯のジャグ。

       キッチンにある古い家具の上には四葉ちゃんが作ったかご類が。。。こんなものが自分で作れたらいいな。

       飾ってあるのはnakabanさんのキッチンにぴったりな絵。

       奥にちらりと見えるのは仕事スペース。

 

       キッチンの窓の下。きっちり収納。

       右の引き出しには確かおはしが入っていたような。

      子どものコーナー。雑然となりがちなものも、揃ったかごに入っています。

      右に積んであるかごは「コメダ珈琲」のお店で使われていたもの。

      レジ横でひとつ100円で売られていたそう!

    これ全て中山さんが作った椅子。。。!椅子のロープも手で編んでいま  す。美しい!

このスプーンも中山さん作。自分の手を動かして家族が使うものを作る。愛情が感じられます。